Dreamweaverでゴォ！

FLASHビデオを挿入する

2007年7月現在、flashビデオで作成したコンテンツが増えています。Dreamweaver8では、Flashビデオ（拡張子 .flv）を用意するだけで、HTML上にコンテンツを挿入することができます。

なお、Flashビデオを作成するにはいくつかの方法がありますが、ここでは取り上げません。

Flashビデオの再生には、Flash Playerのバージョンが7以上である必要があります。

FLASHビデオ（拡張子 .flv）をあらかじめ作成しておく必要があります。

FLASHやFlash Video EncoderなどでFlashビデオのファイルを作成してください。作成後、挿入作業を行います。

メニュー「挿入」＞「メディア」＞「Flash Video...」を選択する、
もしくは「オブジェクトパレット」から「Flash Video」を選択します。
「Flash Videoの挿入」ウィンドウが表示されます。

「Flash Videoの挿入」ウィンドウを開き、「ビデオタイプ」を選択します。

「プログレッシブダウンロードビデオ」はFlashで通常作成できるフォーマットです。
ホームページデータと同様にパソコンにFlashビデオ形式のデータをダウンロードし、再生させます。

URL：あらかじめ作成したFLASHビデオを選択します。サイト定義されたフォルダ以外にFlashビデオファイルがある場合は、サイト定義されたフォルダにファイルをコピーします。

スキン：9種類のビデオコントロールパネルが用意されています。あとでプロパティウィンドウで変更できます。

テキスト：表示させる文字を記入します。全角文字では、文字化けするときがあります。

幅と高さ：「サイズの検出」ボタンを押すことで自動的にFLASHビデオのサイズが入力されます。ファイル名等に日本語（もしくは2バイト文字）があると正しくサイズが検出されないことがあるようです。

自動再生：コンテンツ読み込むと自動的に再生を開始するようにします。あとでプロパティウィンドウでも設定できます。

自動巻き戻し：コンテンツの再生が終わったあと、コンテンツの最初のシーンに戻します。あとでプロパティウィンドウでも設定できます。

必要に応じて Flash Player のダウンロードを要求します：Flash Player のバージョンを検出し、適切なバージョンを持っていない場合は最新バージョンの Flash Player をダウンロードするよう勧めるコードをページに表示します。

メッセージ：Flash Player をダウンロードさせる際に表示されるメッセージを作成します。

「プログレッシブダウンロードビデオ」を選択した場合、以下の手順で設定を続けます。

Flashビデオのファイルを「URL」の［参照...］から読み込みます。
［サイズの検出］をクリックし、Flashビデオの大きさを自動的に読み込みます。うまく読み込めない場合は、「幅」と「高さ」に直接値を入力してください。
ファイルを読み込むと同時に再生させるには「自動再生」にチェックを入れます。また、再生が終わったあとにコンテンツの最初の画面に戻したいときは「自動巻き戻し」にチェックを入れます。
［OK］をクリックすると、Flashビデオが埋め込まれたページができあがります。
フォルダ内には、「FLVPlayer_Progressive.swf」、選択したコントロール部分のスキンのswfファイルの2つのファイルが追加されます。

「ストリーミングビデオ」は、Flash Media Serverなど専用のFlashビデオを再生できるサーバーにあるファイルを直接表示させる形式です。
この形式を指定するには、Flashビデオをストリーミング再生できるサーバーを用意する必要があります。

サーバー URI：サーバー名を入力します。

ストリーム名：サーバー上にある再生する FLV ファイル名を指定します。

スキン：ビデオコントローラーの外観を指定します。

幅と高さ：「サイズの検出」ボタンを押すことで自動的にFLASHビデオのサイズが入力されます。うまく幅と高さが特定できない場合直接ファイル名を入力してください。

ライブビデオフィード：Flash Video コンテンツがライブ（生放送）かどうかを指定します。ライブビデオフィードを指定している場合、ストリーミングされるライブビデオフィードを再生します。

自動再生：コンテンツ読み込むと自動的に再生を開始するようにします。

自動巻き戻し：コンテンツの再生が終わったあと、コンテンツの最初のシーンに戻します。

バッファ時間：ビデオの再生を開始する前のバッファリングする必要がある時間を秒単位で指定できます。初期設定ではバッファ時間は 0 に設定されています。

制作で注意すること

FLASHテキストを作成するとき、保存するフォルダや保存するフォルダのアドレス途中でフォルダの名前に漢字や記号が使われていると正しく保存できない場合があります。

保存が正しくできず、エラーメッセージが表示されるときは、フォルダ名、ファイル名を確認してください。もしも何度やってもエラーメッセージが表示されるときは、Windowsの場合なら、Cドライブの中に直接フォルダを作成し、そのフォルダでホームページ制作を続けてください。

なお、一度作成されたFlashビデオは、プロパティウィンドウでいつでも修正ができます。

「Flash Playerをダウンロードさせる」メッセージを変えたいときは、<body>タグ内のonLoad内の以下の赤字の部分を書き換えます。

<body onload="MM_CheckFlashVersion('7,0,0,0','このページのコンテンツを表示するには最新バージョンの Macromedia Flash Player が必要です。今すぐダウンロードしますか?');">