その3『ノートンのDISK DOCTORで失敗』
OS Xのすごいところは、OS9で起動しなおすことができることじゃないだろうか?
起動ディスクの切り替えをプレファレンスから選択したりすれば、OS9に切り替えられる。
そして、OS9で起動すれば、ノートンのDISK
DOCTORもかけることができる。
もちろん、その際、ハードディスクのフォーマットはHFS+の必要があるけど、そのおかげでノートンのDISK DOCTORも使えるし、SPEED DISKもかけられるので断片化を気にしないで使えるのがうれしい、と思っていたら、その考えが甘かった。
うちにあるノートンは、バージョン5。
どうせまだ、OS Xに正式に対応してないし、バージョンアップする必要ないだろう、ということで現役で使っている。
どうせ、バージョンがあがっても機能的に変らんだろうということで、買い替えていないだけ。結局、基本的にノートンのDISK DOCTORが使えれば、それで問題はない。
ちなみにノートンのDISK DOCTORには下記の機能がある。
- 日付がただしくないとそれを修正する。
- アイコンが正しくないと修正する。
- Bツリーカテゴリなどシステムのおかしいところを修正する
- .で始まるファイル名を_に修正する。
実は、UNIXのシステムを触ったことのある方なら、見たことがあるかと思うだが、UNIXには . ではじまるファイル名がある。OS XはUNIXの仲間のBSDをベースに構成されたOSなので、当然、 . で始まるファイル名が存在しているのだ。
ある日、私は何も考えずに、「.で始まるファイル名を_に修正する」修正をかけてしまったのだ。
そのときは何も気がつかなかったが、ノートンが終わってハードディスクの中に_で始まるファイルがいくつか存在していたので、ようやく気がつくことができた。
これでは、OS Xがたちあがらないのでは?????
と不安のまま、OS9でしばらく使うことにした‥‥‥‥トホホ(T-T)
【文章・ムラヒデ20020501】続きます。